国益で考えた場合の婚活女性のパターン別アドバイスを考えてみる。

結婚相談所などに行く婚活女性の書込みまとめ記事がよくありますね。たいていは「結婚できない事を相談 → 条件が高望み → スレ民が辛口コメント」という感じですね。でもまあスレ民、口は悪いけど基本的には真面目ですよね。「希望を下げろ」とかで、基本的には「それをすれば結婚の可能性が上がる」というちゃんとした(?)アドバイスです。
しかし結婚成功すると国益としていい方向に進むのか?それとも悪いのか?と考えた場合、アドバイスの内容が変わるのではというネタ記事です。

まずは結論、こんなアドバイスが国益になる?

まずは先に自分の結論をまとめました。基本的には結婚できるように条件見直すような助言(スレ民の基本スタンス)と国益はだいたい同じだが、No.5パターンの時だけは甘いコメントの方が国益になるのではという考えです。詳細はこの後書きます。

子供が期待今、稼ぎが結婚後の仕事結婚の国益国益になるアドバイス
1できるある共働き◎子供結婚促進(条件見直せ)
2できるある専業主婦◎子供(✕税収減)結婚促進(条件見直せ)
3できる無い専業主婦◎子供結婚促進(条件見直せ)
4できないある共働きー変化せずどちらでもいい
5できないある専業主婦✕税収減現状維持(今のまま頑張れ)
6できない無い専業主婦◯生活保護を回避結婚促進(条件見直せ、まず働け)




国益の第1優先「少子化対策」第2「税の収支」に設定。

結婚の最大の国益は「少子化対策に貢献できる」だと思います。結婚以外での代案がないですし。次に「税収、社会保障の収支」です。これは夫婦が支え合う事で老後などの社会保障が減少し国の負担減だったり逆に生活保護は国の税負担だから結婚で回避みたいなやつです。今の日本では少子化対策への貢献が何より大きな国益だと考えてみます。
まあ年間数千万稼ぐ女性が未婚を続けるのと、子供1人のために専業主婦になる場合だったらさすがに未婚の方が子供以上の国益かもしれませんが、まあ婚活スレに現れる女性を想定した場合こんなパターンは殆ど無いでしょう。

各パラメータの意味

上記の表では簡単に書きましたが、実際はもう少し複雑でしょうね。
「子供が期待できるか」
→出産可能な年齢かの意味合いです。人によりますがアラフォーあたりから「できない」判定になる感じですね。また若くても子供は望まない女性は「できない」になります。
「今、稼ぎがあるか」
→働いているかという事ですが、正確には「一生独身でも生計が成り立つか」です。なので短期アルバイトのような人は老後一人で暮らせそうにないので「無い」扱いにした方がいいですし、逆に親が資産家で独身でも一生を食い潰せるような人は無職でも「ある」側の表に当てはめた方がいいです。
「結婚後の仕事」
共働きか専業主婦かという事ですが、これも「今は正社員だが結婚後はパート」みたいな労働力減の場合は専業主婦側の行で見た方がいい場合もあります。

特殊なアドバイスになる3パターン

上記の表は基本的にはスレ民が良くいう「そんな条件じゃ無理だ、希望を下げろ」みたいな言いたい放題のアドバイスがそのまま国益と一致する事が多いのですが、そうはならない3パターンについては詳細書きます。

実は甘いコメントが良いNo.5

アラフォー以上の働いている人が、「仕事に疲れてきたから専業主婦になりたい。養ってくれる高収入相手を探している」みたいな事を言っているパターンです。自分が働いていた分の収入が消滅しても今までくらいの生活を望んでいるので相手への収入条件はかなり高いです。
この人へのアドバイスは「そんなヤツいない、条件下げろ」ではなく、「あなたに合う条件の人にいつか出会えるかもしれません。がんばってください」という甘いコメントが国益です。もし結婚してしまえば専業主婦になり税収が落ちます。本人も「妥協するくらいなら願い下げ」みたいな事言いますし、実際に生涯独身でも生活はできるので言う資格もあります。なので一生独身or夢のセレブ専業主婦生活の2択を一生追い求めるのを応援しましょう。

就職か年収特化をアドバイスすべきNo.6

「高年齢、無職、専業主婦希望」という高難度の相手です。この人がこのまま結婚できない場合どんな未来が待っているのでしょうか。今は実家住まいとかで生活できている国益0状態として、親が亡くなった後は収入が途絶え生活保護などに頼る事になり国益マイナスの存在となります。これを回避するようなアドバイスが求められます。
一番いいのは「とりあえず働いていないとマッチング条件からも弾かれるから実績作りとして働いて成婚確率上げよう。結婚後に専業主婦になればいいんだから」みたいなアドバイスです。これで働けば確かにマッチ率は上がるし、仮に結婚できなくても暮らしていける(生活保護を回避できる)ので国益的にも本人的にもいいです。
無職を働かせるのは困難ですが、「専業主婦になるにせよ、だらけない人アピールとしてフルタイム労働の実績を使うだけ。結婚までの一時的ながんばりだよ」と言えば動きますかね…
もう一つは、「とにかく専業主婦を認めてくれる事とそれが可能な収入だけに特化して、相手男性は高齢でも介護要因でもなんでもいいから他の条件諦めろ」ですね。とにかく養ってくれる人と一緒になれれば将来の生活保護者が一人減る事にはなります。お相手男性には可愛そうな気がしますが、ちゃんと介護とかするならまあトントンですよね…

なんか悔しいけど、結婚を応援した方がいいNo.2

まだ若い働く女性が「仕事に疲れたから結婚して専業主婦になりたい」と言っているパターンです。婚活スレ的には専業主婦の風当たりは強いです。そして国益としてみた場合も共働きと専業主婦なら税収の大きいのは共働きなので、その観点で見たら国の損です。
ただ、この女性が高望みを続けて婚期を逃し最終的に子供の期待できない年齢になってしまう事と、専業主婦でもいいから若く結婚して子供を産んで家庭を作るのであれば、後者の方が国益ではあります。なので希望が叶うとスレ民的には悔しくなるので「共働き続けろ」的なコメントが多いのですが、ここはぐっとこらえて「(収入や容姿、年齢など)相手への条件を適切に見直せば結婚相手は見つけるよ。条件下げましょう」的な結婚を早めるようアドバイスが国益になると思います。

まとめ

婚活カウンセラーならどんな状況でも結婚に向けたアドバイスをする必要がありますが、外野は好きな事が言えます。就活や独身貴族を勧める方が実は本人も幸せになれるかもしれませんよ!と無責任な事を言ってみます。
(このブログはドラえもん中心なのですが、のび太ママが結婚前に仕事についていたか調べていたら婚活記事を見る事が増えて、思わず気になったので記事にしてしまいました。)

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