2026年の映画は「新・のび太の海底鬼岩城」です。リメイク作ですが、そうなると気になるのが原作にある「過去作の映画経験を振り返るシーン」がどうリメイクされるのかです。当時と状況が違うからどうなるのか?色々予測してみました。
原作ではこう。
原作では、ドラえもんが旅行に付いて来れば安心という説明としてドラが「今まで君らを連れてって危ない目に合わせた事あるか?」旨と話した所、のび太が「しょっちゅう危ない目に合っているじゃないか」と過去を思い出すシーンがあり、そこでは
のび太の恐竜…恐竜に追いかけられる
のび太の宇宙開拓史…敵宇宙船に襲われる
のび太の大魔境…敵の飛行船に爆撃される
と過去の映画作品の思い出をを回想しています。このシーンがリメイクでどう再現されるのか考えています。
リメイクで考えられるパターン
原作通りのラインナップ(恐竜、宇宙開拓史、大魔境)
原作通りにやるパターンです。どれもわさドラでリメイクしてますからライブラリ映像を使う事もできますが、恐竜とかは絵柄もかなり違うのでやるとしても新規作画で再現しそうです。ただリメイクしたのがかなり前(20年前、17年前、12年前)でメインターゲットの子供が見たこと無い可能性が高くピンと来ない事になりそうなので、これはやらないかなあと思います。古参ファンにはうれしいんですが。
直近過去3作でやる(空の理想郷、地球交響楽、絵世界物語)
メインターゲットの子供に合わせるなら、見た事ある可能性のある直近3作を使うというのもありそうです。ただリメイクという原作指向の強い作品にオリジナル作品しか無い3作を入れ込むかなあ…という感じもでして、これも可能性低そうかなと思ってます。
過去全作品を出す
原作の海底鬼岩城は4作目の作品で、過去3作出したというのは当時の過去の全てを出したとも言えます。そう考えると過去全作の思い出を出すパターンも考えられます。モザイクアートみたいにブワーっと流せばわさドラ19作を流す事もできない事はないとは思うんですが、どうでしょう。
やらないパターン
無くても成立するシーンなのでまるまるカットするか、言葉だけで具体的なシーンは描かないというのもあると思います。ちなみに1983年の映画化の時はこのシーンはカットされていますのでこの可能性も十分にあります。
理屈上、出せない作品もある
全作出すパターンとかを想定しても、一部作品はのび太達が振り返られないものもあります。
「のび太と夢幻三剣士」は夢の世界が舞台でのび太達は冒険の記憶が曖昧にしか残っていない状態なので、過去の危険な経験として思い出すのは不自然という特徴を持っています。
「のび太の魔界大冒険」はのび太とドラえもんは経験していますが、ジャイアン、スネ夫、しずかはパラレルワールドにいる魔法世界の存在が参加しているだけなので現実の3人はこの冒険の経験を持っていません。(この思い出しシーンはのび太だけが回想しているので、そういう意味では大丈夫なのですが)
個人的な予想は…
という事でいろいろな候補を出してみましたが、どれかなあと予想すると
第一予想…カット。やっぱり子供ファーストで映画作ると古い作品は選ばないよなあ、そして原作作品に原作外混ぜるのもしないんじゃないかなあという事でこれが妥当なのかなと思います。ちょっぴりさみしい予想ですが。
第二予想…全作品出し。(わさドラ限定)いっその事全部を一気に出す(一個一個が見えないくらいサラッと描く)方がかえって尺を取らないし、全員がニヤリとできるかなと。
と予想しました。さて結果はどうなるか!?上映が楽しみです。

コメント