ドラえもんはロボットですが人間と同じ食事をします。食事は原子ろというパーツで100%エネルギーになるとされていますが、排泄行為についても描かれた事があります。ドラえもんはオシッコやウンチをするのでしょうか。紹介します。
オシッコはした事がある!
ドラえもんがオシッコをするシーンはてんとう虫コミックス第37巻「しかしユーレイはでた!」に登場します。のび太の「どこに行くの?」にドラえもんは「トイレ」とはっきり言い、のび太と一緒に連れションするシーンが描かれており、オシッコそのもののが映るわけではないものの、ドラえもんがオシッコしていると十分判断できるシーンです。
画像引用:てんとう虫コミックス「ドラえもん」37巻 しかしユーレイはでた!
また藤子スタジオの元チーフアシスタント方倉陽二先生がF先生から任されて描いた準公式漫画「ドラえもん百科」にはドラえもんはおねしょもするとあります。しかも1シーズン32回という高頻度!
画像引用:てんとう虫コミックス「ドラえもん百科」1巻 通知表大公開!
ドラえもんにちんちんがある?準公式漫画に出てくる幻のパーツ
ドラえもんはオシッコするわけですが、という事はドラえもんにはチンチンがついているという事なのでしょうか。実はそれっぽい部品が登場した事があるのです。
準公式漫画「ドラえもん百科」にて、ドラえもんがふとした事でバラバラになってしまい、のび太が見よう見まねで組み立ててなんとか直すのですが、1つパーツを付け忘れてしまいます。それがドラえもんのチンコとされています。↓ ^_^
画像引用:方倉陽二「ドラえもん百科」1巻 ドラえもん秘密百科
これを付け忘れたドラえもんは女の子のような性格になってしまいます。その後なんやかんやあってドラがこのパーツを飲み込むといつものドラえもんに戻ります。その様を見たのび太は「男性にもどったということは、あの部品はドラえもんの………………かな?」と発言しており、男性器相当のパーツであったと思われます。(見た目的にはタマ?)
ドラえもん百科は準公式とはいえF先生の作品ではないですし、またこれは内部パーツなのでオシッコするための部品ではないでしょうが、こんなものもあるという事で。
ウンチはそれらしい動作をした事はある。
ドラえもんは、ウンコらしい動作をした事があります。大長編「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」の中で、海中でのトイレの使い方をのび太達メンバーに教えるシーンとして、ドラえもんは洋式トイレに座り、「(こんな風に)用をたす。」と説明します。上記のオシッコは立ちションスタイルだったので、この洋式トイレに座るアクションは大の方を連想させます。ただメンバー全員の前で説明しながら座っているだけなので、さすがに皆の前で本当にしているわけではなく、お手本として座っただけだと思われます。
画像引用:てんとう虫コミックス「大長編ドラえもん のび太の海底鬼岩城」
おならは確実にしている。しかも2作品。
ドラえもんがオナラをしているシーンは2作品もあります。
1つ目はてんとう虫コミックス4巻「メロディガス」で、ひみつ道具「音楽イモ」を使う事でドラえもんは口を閉じたまま歌う事ができるのですが、この歌は実はおならで、おならで歌っていたのです。「ポッポッポ ハトポッポ」と歌詞が出ており、単なる音でなく声になっています。
上記のはひみつ道具の効果でドラえもんでもおならができたのではと考える事もできるのですが、道具と関係なくおならをしているものもあります。てんとう虫コミックス5巻「のろのろ、じたばた」で、気持ちもからだの動きも早くなる「クイック」という道具の効果でせっかちになってしまったドラえもんが「やきいもは、食べるまえにおならをする」と言い、その際に「ボム」という音とともにドラえもんがオナラをしているシーンが描かれます。せっかちになるのは道具の効果ですが、おなら自体は道具に無関係なので、これはドラえもんがおならをする貴重な証拠となります。
画像引用:てんとう虫コミックス「ドラえもん」5巻 のろのろ、じたばた
本来不要なのにオシッコなどができる理由は「しつけ」
ドラえもんは体内に原子ろと呼ばれる装置があり「何を食べても原子力エネルギーになる」と説明されています。「決定版ドラえもん大事典」の説明では食べた物の消化率は100%、排泄物は一切排出しなくても大丈夫で「トイレは必要ない」とあります。
それなのにオシッコなどをする理由、それはドラえもんは子守用のロボットとして作られたため、ドラえもんがトイレに向かうのは子供にトイレのしつけをするためと説明されています。なので本来不要である事もわざとできるように作られているのです。
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