【2種の解決法】「いいえ、’X-Robots-Tag’ http ヘッダーで ‘noindex’ が検出されました」が出た時の対策【sitemap.xml】

 




googleサーチコンソールの「URL検査」→「インデックス登録をリクエスト」でsitemap.xmlを登録しようとしたら「インデックス登録リクエストに失敗しました」「いいえ、’X-Robots-Tag’ http ヘッダーで ‘noindex’ が検出されました」と出た場合の対策です。
ちなみにエラー内容の詳細はこんな感じです。↓

登録の可否:noindex タグによって除外されました

特定の条件が満たされている場合にのみURL はインデックスに登録されます

検出:ライブテストでは確認できません
クロール
時間:2022/06/27 12:20:35
ユーザー エージェント:スマートフォン用 Googlebot
クロールを許可?:はい
ページの取得:成功
インデックス登録を許可?:いいえ、’X-Robots-Tag’ http ヘッダーで ‘noindex’ が検出されました
インデックス作成
ユーザーが指定した正規 URL:なし
Google が選択した正規 URL:インデックス登録後にのみ決定されます

原因は「Google XML Sitemaps」「XML Sitemap & Google News」等のプラグインだけど、むしろ正しい挙動。

結論を言うと、wordpress標準のsitemap.xmlでなくプラグイン「Google XML Sitemaps」「XML Sitemap & Google News」を使っているならこれが出ます。そしてそもそもsitemap.xmlをURL検査ツールからリクエストする必要はありません。理由もこの後説明します。
どうしてもsitemap.xml自体を登録したいのであれば「一時的にプラグインを無効化」で対応する方法もありますのでそれも説明します。



sitemap.xmlをリクエストしても意味無い(一括登録の効果は無い)。一括URL登録したいならば「サイトマップ」と「単体URLリクエスト」の合せ技で。

「URL検査」には一括登録効果は無い。「サイトマップ」使う。

sitemap.xmlは、webサイト内のリンク一覧を全て伝達する事が目的ですが、URL検査のリクエストからsitemap.xmlを登録したとしてもURL一覧を登録する事はできず、sitemap.xmlそのものが単体で登録されるだけです。sitemap.xml自体は検索結果に出てもメリットはありませんのでこの行為自体が不要ですし、むしろSEO的にマイナスです。その不要な登録を避けるためプラグインにはsitemap.xmlのhttpヘッダにnoindexを出力する仕組みがあり、わざとエラーが出るような設定にして不要な登録を防いでくれているのです。URL一括登録の目的でのsitemap.xmlはサーチコンソール内にある「サイトマップ」から登録する方法のみで、そこの「最終読み込み日時」が更新されていればその日にURL一括リクエストしたのと同じ意味となります。ここに任せておけばインデックス登録をリクエストしなくてもただ待ってればOKの状態です。(その後いつクロールされるのかはgoogle次第なので待つしかありませんが、それはURL検査のリクエストを使っても同じです。)

いち早く一括URL登録したいなら「サイトマップ」と「単体URLのリクエスト」併用。

sitemap.xmlをURL検査からリクエストしようと試みた人は、少しでも早くURL一括登録したいという思いがあると思われますが、少しでも早く複数URLリクエストをしたいという場合は、sitemap.xmlをリクエストするのではなく、目的の記事URLを1つづつリクエストする事で対応した方が良いでしょう。
まずは「サイトマップ」を見て、sitemap.xmlの最終読み込日時を確認します。ここは頻繁に更新されるので数日くらいのラグしかないと思います。この日時以前に書いた記事はもうリクエストが通ったのと同じ状態にありますので、その日時よりも新しい記事のURLだけを「URL検査」から1つづつ手動でリクエストしてください。数日分の記事ならばそんなに数は無いと思うので、結局これが一番手っ取り早いです。

 



どうしてもsitemap.xmlを登録したいなら「一時的にプラグインを無効化」

あまり意味が無い行為ですがどうしてもsitemap.xml自体を登録したいという場合は、一時的にプラグインを無効化して登録するという方法があります。下記の手順に従いプラグインを無効化するとwordpress標準のsitemap.xmlが出力されるようになります。方法はwordpressの管理画面から「プラグイン」→「XML XML Sitemap & Google News」「Google XML Sitemaps」の無効化をクリックします。(無効化してもプラグイン内の設定は保持されるので、再度有効化する時には前の設定のまま復元できます。)

すると、sitemap.xmlが下記のようなwordpress標準出力のものに即時更新されます。こちらであればリクエストでエラーは起きません。googleサーチコンソールの「URL検査」よりインデックス登録をリクエストしましょう。

実際にURL検査ツールからリクエストをした画面が下記です。無事リクエストを突破しました。

これでsitemap.xml自体のインデックス登録ができます。

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コメント

  1. 田中 より:

    こんにちは。記事ありがとうございます。Google XML Sitemapsを停止し再度/sitemap.xml
    を送信し完了しました。再度Google XML Sitemapsを有効にしたほうがいいのでしょうか?もしお答え可能でしたらよろしくお願いいたします。

    • ノキケロ より:

      コメントありがとうございます。
      いえ、特に再度Google XML Sitemapsを有効にする必要はないはずです。そのままで大丈夫です。

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